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zoom RSS 「化学生命工学が作る未来」と「歴史都市京都の文化・景観・伝統工芸」の最終レポート

<<   作成日時 : 2014/12/07 00:01   >>

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現在「ga011: 化学生命工学が作る未来」を 10/23 から受講しております。「最終レポート」の提出期限が過ぎましたので、ここで私のショートエッセイを備忘録としてUPしておきます。
また、「ga012: 歴史都市京都の文化・景観・伝統工芸」も 10/28 から受講しておりWeek3-4 レポートもUPしておきます。

[課題]============================================================
身の回りの問題点を一つ取り上げ、化学や生命工学の手法を用いた解決法を提案せよ。
レポートは(1)〜(3)に分けてそれぞれ200文字〜400文字で記述すること。
※レポートは各設問毎での提出ではなく、(1)〜(3)それぞれの内容を1つの回答欄に記述いただいた上、
「次のステップに進む(レポートを提出する)」ボタンを押して提出してください。
(1) 問題点 
(例 地球上のエネルギー問題について・・・・)
(2) 科学者による取組 その中での課題
(例 太陽電池の開発、最新の研究について調べる、どのように調査したか、出典など明確に記述すること)
(3) 自分なりの提案 
(例 色素増感太陽電池について、太陽光エネルギーをもっと効率よく吸収できる色素に対する提案など)
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[私の最終レポート]================================================
(1) 問題点
 最終消費者に提示されるエネルギー形態は、電力と化石燃料(石油・石炭・天然ガス)である。このうち電力は原子力・化石燃料・自然エネルギーを基にして発電することになるが、この比率の将来については国論を二分している。しかし、電力以外で消費者に提供されるエネルギーも加えて考慮すると、化石燃料の比重が未だに多い。ただ、適度なエネルギー・ミックスを考えておかないと供給トラブルがあった場合に対応できないこともあり、化石燃料を極端に減らすことも得策ではない。この状態では温暖化ガス抑制には対応できず、特に首都圏のような高エネルギー消費地域での地産地消のエネルギーリサイクルの確立が困難である。

(2) 科学者による取組 その中での課題
 例えば、京都バイオサイクルプロジェクト(http://www.kyoto-biocycle.jp/)に見られるように、間伐材や未利用樹、廃木材をガス化・エタノール合成し、それを使って廃植物油などからバイオディーゼル燃料をつくり、生ごみをメタン発酵でバイオガスをつくり発電するなど、いろいろなバイオマス資源をリンクさせて化石燃料の消費を低減させるプロジェクトが試行されている。このモデルは京都のように盆地で木材資源が周りに多く存在して成立するため、東京のような場所には、不釣り合いである。

(3) 自分なりの提案 
 これを東京のみではなく、首都圏というように地域を広げて考えると、背後に関東平野という台地があるということが、他の大都市圏とは異なっているところである。この、平地が広いということで、交通インフラも整っており、運搬にコストが掛かるというバイオマスエネルギー資源の欠点が緩和される地域でもある。具体的にどのようなバイオマスエネルギーを採用するかという課題に対しては、比較的土地価格が高い首都圏において、単位面積に対する収量が高い藻類バイオマス(http://www.algae-biomass-tsukuba.jp/watanabe-kaya-lab/index.html)が適切と思われる。この場合、現存の農業とどの様に土地を分け合っていくかという問題はあるが、後継者問題やTPP締結後の農業再編により、藻類バイオマスプラントに割ける農地と人員の確保出来る可能性は高くなるだろう。さらに前掲の京都バイオサイクルのように、他のバイオマスエネルギーとリンクすることにより、温暖化抑制に寄与できると考える。
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相互採点の結果 40 満点中 26 点をいただくことができました。これでこの講座の修了基準を満足できました。採点者の方々、どうもありがとうございました。具体的な成績グラフは次の通り。

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次に、「ga012: 歴史都市京都の文化・景観・伝統工芸」Week3-4 レポートを示します。
 

[課題]============================================================
Week3 「ものづくり」の街=京都の現実・Week4 伝統工芸の都市・京都

以下の3つの設問に合計800字程度で答えよ。

【設問(a)】
  京都の伝統工芸は「変わらない伝統」なのか?江戸時代や明治時代の変化を踏まえて説明せよ。
【設問(b)】
  多様に分業を遂げた友禅では、染匠、もしくは悉皆屋と呼ばれる人々が製作活動を支えている。彼ら分業を支える意味でどのような役割を果たしているのか、説明せよ。
【設問(c)】
  近代以降、西洋的価値観のもとで「分業」は軽視されてきた。しかし、その「分業」が今も京都の伝統工芸を支えている。分業がもつ課題と、将来のあるべき姿について、講義の解説に則して説明せよ。
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[私のレポート]====================================================
【設問(a)の回答】
 江戸時代の首都は三つあり、政治軍事の中心が江戸、経済の中心が大阪、京都が天皇の住む町として権威の中心であった。三都の一つとなると御土産というアイテムが必要となった。例えば代表的な京都の伝統工芸である友禅染、京焼・清水焼、西陣織が発展するのは江戸時代に入ってからである。ところが明治維新以後、遷都により文化・権威の象徴としての京都の機能は、大きく損なわれ、天皇家・公家などのパトロンがなくなることでこれらの伝統工芸は変わらざるを得なくなった。西陣織はジャカード織機、友禅染は化学染料をそれぞれフランスから輸入、京焼・清水焼はドイツ人のお雇い外国人ワグネルから様々な技術を学ぶことにより近代化しつつ、「伝統産業です」という売り文句で発展を続けており、常に変化してきた時代の産業として存在している。

【設問(b)の回答】
 多くの分業された職人の間の仲を取り持って、1つの友禅の着物を作っていくのが染匠・悉皆屋と呼ばれる人々の役目であり、染匠の匠と書くが、自分では何一つ作らない。しかし「これはこういうふうに仕上げなさい」「こういうふうなことを目的としています」ということをコーディネートしていき、分業化されたリレーゲームの中でチームワークを円滑に行うための重要な役割を担っている。

【設問(c)の回答】
 生活文化の変化と伝統工芸の不振が急速に進んでいて、共通した問題として、後継者不足があり、今のレベルを維持できる職人は新たには生まれないであろう。また、伝統工芸の不振により道具や材料の不足でそれを扱う店が潰れる可能性もあり、それによる横のつながりで複数の関連する伝統工芸が影響を被ることになるという悪循環も存在する。根本のところで古き良き伝統の中には古き悪しき従来の商習慣があり、分業によって支えられている古い支配の関係が残存していて、それが現代にマッチしないのである。それらを打開するには、マーケティングをきちんとし、価格もきちんと考え、消費者目線で良いものを作り、職人の技を十分に生かすことのできる環境や場を創生することである。
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相互採点の結果 30 満点中 24 点をいただくことができました。これでこの講座の修了基準を満足できました。採点者の方々、どうもありがとうございました。具体的な成績グラフは次の通り。

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