BHとポテンシャル_続・相対論の正しい間違え方を読むために(1)
今回は「続・相対論の正しい間違え方」の P71で扱っている式 (7.8) について考えてみます。
[該当の式 (7.8) ]--------------------------------

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この式の導出を考える前に、前記事で求めた
との関係を考えます。変形すると、
 \end{align*})
いっぽう、 (7.8) 式から
\\ &=-\frac{c^{2}}{2}\ln \left (1+\frac{r_{g}}{r-r_{g}} -\frac{h^{2}}{c^{2}r^{2}} \right )\\ &\approx -\frac{c^{2}}{2}\ln\left \{ 1+\left ( \frac{r_{g}}{r} -\frac{h^{2}}{c^{2}r^{2}}\right ) \right \} \end{align*})
となります。ここで、近似式 \(\ln (1+x)\approx x\) を用いると、
)
となって近似的に \(\psi _{N}\) に等しいことが分かりました。
[該当の式 (7.8) ]--------------------------------
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この式の導出を考える前に、前記事で求めた
との関係を考えます。変形すると、
いっぽう、 (7.8) 式から
となります。ここで、近似式 \(\ln (1+x)\approx x\) を用いると、
となって近似的に \(\psi _{N}\) に等しいことが分かりました。
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