アマテラス・スサノヲ神話(8)

日本人の神話的思考」の特に「第2章 4.アマテラス・スサノヲ神話ー交換の構造」をテキストとして標題について勉強したノートです。

アマテラス=女性=天の火、スサノヲ=男性=天の水/地の水の機能

「天の安の河のウケヒ」における「スバルとカラスキの創造」=太陽の死と再生
→ 天の岩屋戸神話(日蝕ではあるが) =太陽の死と再生

「アマテラスの天の岩屋戸がくれ」の直接原因=スサノヲの《天つ罪》という乱暴

「天の安の河のウケヒ」において、
 スサノヲは5男神、アマテラスは3女神を生む
 → 5:3 でスサノヲが優位

アマテラス=太陽=女性 ⇔ ツクヨミ=月=男性
ツクヨミの神話的役割はきわめて低い
 → 神話的座標軸ではアマテラス/スサノヲの対立が、女/男の対立になっている

スサノヲの機能:

 父イザナギは、アマテラス → 高天原、ツクヨミ → 夜の食国、スサノヲ → 海原
 を統治せよと言った

 海原 : (ワタツミの神々が支配する)海底ではなく、海面
       水蒸気が上昇して雲を生み、嵐を生む場所
       航海や漁撈など人間に開かれた領域
 
 スサノヲは海原から高天原に昇る = 水蒸気や雲や、嵐が天高く上昇
 ヤマタノオロチ = 父の命令に反逆し統治を怠ったという自らの
          過ちから生まれた分身
          大河の氾濫や洪水という危険な赤い水の象徴
 
 スサノヲのオロチ退治 → この赤い水の統治に成功

 天の火=アマテラス : スサノヲ=天に立ち昇る天の水そのもの

 のちにスサノヲは地の水の統治者ともなる → 地上は豊かな「葦原の中つ国」となる

 父イザナギより 海原を統治せよと言われたとき、母の居る根の国へ行きたいと泣き続ける
 「青山は枯山の如く泣き枯らし、河海は悉に泣き乾しき」
 =大量の雨を降らして樹々を枯らし、河海が乾上がるほど多量の水蒸気を吸い上げた

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