アマテラス・スサノヲ神話(6)

日本人の神話的思考」の特に「第2章 4.アマテラス・スサノヲ神話ー交換の構造」をテキストとして標題について勉強したノートです。

スバルとカラスキの創造はなぜ必要あったか

 天の安の河のウケヒによるスバルとカラスキの創造
 勝に乗じたスサノヲの乱暴と天つ罪
 アマテラスの岩屋がくれと復活

この日本神話のクライマックスの構造を考える
ここで、他の文化との比較を考える → ホピの冬至の祭祀《ソヤル》


[死の道への境界(冬至)にまで赴いた太陽を呼び戻し、その復活を祝う12日目の夜の儀礼]-----------
プレアデスが天頂と地平線のほぼ中央に達し、オリオンが降りかけた時刻に開始される。
プレアデスはホピ名でチョ-チョカムと呼ばれ、《互いに結ばれたひとつ》を意味し、それはホピの神話の七つの世界の象徴である(残りの二つの世界は神々の世界であり、人間にとって不可視である)。
母なる大地の子宮である半地下式の聖堂キヴァでは、祭司たちがプレアデスを讃え、七つの世界の創造の歌をうたう。
儀式の頂点に達するのは、オリオン三星 ― ホピ名ホトムカム(《天の聖性》の飾紐の意) ― が天頂に到達した時刻であり、その時ホトムカムの煌めきを背に、父なる天を示すキヴァの天頂(キヴァ自体が過去の三つの世界を表している)の穴から、梯子を伝わってムイングワ・カチナが降臨する。
ムイングワとは、我が国のワクムスヒに相当する穀物や植物生成のエネルギーの霊であり、カチナとはそれをかたどった仮面装束の使者をいう。
ムイングワ・カチナの仮面には抽象化された大きな星が描かれ、身体には黒地に星々を示す白い斑点が塗られ、杖には芽生えの力の象徴としてのトウモロコシの実と、太陽の力の象徴としての鷲の羽根が結び付けられている。
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ホピ族居留地はユタ、コロラド、ニューメキシコ、アリゾナの4つの州の境界線が集まった地点であるフォー・コーナーズに近い位置にあり、北緯約35度、高度約2000m、年間降雨量平均280mmという極度の乾燥地帯である。
ここでは、

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プレアデスとオリオンは、農耕にとって最も重要な天の水(1~2月の雪と5~6月の雷雨)の告知者であるとともに、冬至という極限状況を脱した天の火=太陽の復活の告知者であり、必然的に芽生えの霊であるムイングワに結び付くのだ。
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天の火=太陽の死(冬至) → プレアデスとオリオンによる天の火と天の水の再生の告知 → ムイングワ(芽生えの霊)の儀礼と祭祀による天の火と天の水の再生 → 新しい年の豊穣の約束

「ムイングワ」 → 「 ムスヒ」と言い換えると、我が国のニナヒメ(新嘗)の儀礼と祭祀を思わせる


今日はこの辺で。。

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