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zoom RSS 現代宇宙論の歴史(4)

<<   作成日時 : 2018/09/26 00:01   >>

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今回は主に「観測的宇宙論」についてまとめます。

4.観測的宇宙論

 1964年: ルービン(V. Rubin) ダークマターの認識

 1980年代初め: 物質密度は宇宙を平坦にする限界の数%程度とされていた
    しかし、ダークマターの存在がクローズアップ → 定量的ダークマターの測定
 1990年代頃: ダークマターの量は通常物質に比べ臨界密度の3割
    → やはりインフレーション理論は矛盾?

 1986年: ケラー(M. Geller) グレートウォール構造を発見
     ボイド(超空洞)の存在も明らかになる
    → 宇宙の地図作りプロジェクトが始まる

 1989年: COBE(COsmic Backgrand Explorer:宇宙背景放射観測用の人工衛星)
       NASAから打ち上げられる
    → 遠赤外絶対分光計(FIRAS) で温度 2.725±0.002K のプランク分布の熱放射であることを明確化
    → 差分マイクロ波放射器(DMR) で強度分布のゆらぎの存在が発見される
    → 誕生から30〜40万年頃、物質密度のゆらぎの存在
    → 宇宙の大構造はこのゆらぎから成長したもの
   
   ゆらぎの振幅 (1.1±0.2)×10-5 極めて小さい
    → 量子ゆらぎが引き延ばされたとするインフレーション理論と合致

 1990年:NASAはハッブル宇宙望遠鏡を打ち上げ
     ハッブル定数を求めることを主要目的とする
     高度約 6000km の地球周回軌道

 1998年: ハッブル定数=72kms-1Mpc-1 (誤差10%)
      パーミュッダ(S. Perimutter)、シュミット(B.P. Schmidt)
      「宇宙の膨張は時間的に加速されている」
   加速膨張が真空のエネルギーが及ぼす斥力が原因だとすると、
   現在の真空のエネルギーは臨界密度のおよそ7割
    → これとハッブル定数から宇宙の年齢は137億年(現在138億年に更新)  

  「真空のエネルギーの存在」 ≣ 「宇宙定数の存在」 

 2001年:WMAP を打ち上げ
     さらに一段とインフレーション理論を支持
      宇宙は極めて平坦、背景放射のゆらぎは量子ゆらぎに起源を持つ
      宇宙のエネルギーの割合:通常物質 4%、ダークマター 20%、ダークエネルギー 76%

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