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zoom RSS 放射線ホルミシスってありなの?

<<   作成日時 : 2012/01/08 00:01   >>

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昨年末、TVをザッピングしていたらEテレで「チェルノブイリ 再生の歴史」http://www.nhk.or.jp/jp-prize/2011/prize_audio_continuing.htmlの最後の方を見ることができました。25年後のチェルノブイリの野生動物の状況について解説していたのですが、そこに出てきた「放射線ホルミシス」というのが「ホメオパシー」のようで気持ち悪いのです。これについて少し考えてみます。

チェルノブイリ周辺は放射線強く人間は住んでいませんが、そのための生活汚染・殺虫剤のような農薬汚染などが無くなり自然な状態に戻りつつあるとのことです。この「チェルノブイリ 再生の歴史」はその自然の生態を調査している研究者をインタビューしたドキュメンタリーのようでした。

この中で気になったのは、鳥類、特にツバメに腫瘍などの異常が多いことです。
ツバメは、渡りのために体力を使ってしまい、チェルノブイリに着いたとき抗酸化物質が少なくなっている状態で、それが放射線の影響に対して弱い体質を作っているというのです。
一方、ノネズミのように定住しているものは多くの抗酸化物質を持っている(渡りに使っていない)ので、放射線への耐性が強いとのこと。
ここははっきりしないのですが、ノネズミがこういう体質を「放射線ホルミシス」で獲得しているというような解説でした。。

ところで「放射線ホルミシス」とは次のページにありますが、
http://www.thar.jp/contents/hormesis.html
内容は「自然放射線の10倍から100倍くらいの放射線を浴びると、低線量放射線に活性酸素を抑制する効果がある」ということのようです。

放射線ホルミシスはホメオパシー http://skepticswiki-jp.org/wiki.cgi?page=%A5%DB%A5%E1%A5%AA%A5%D1%A5%B7%A1%BC よりは胡散臭くないのですが、どうもまともに信じる気にはなりません。
kikulog 「放射線ホルミシスをめぐって」http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1317663043 で菊池さんは、
「『マージナル・サイエンス』の範囲だろう(マージナル・サイエンスというのは、効果が検出できるかできないかぎりぎりくらいのものを議論するもので、正しい可能性もあるが誤解の可能性も高い。科学的事実としては本当かどうかあやしい、という含みがある言葉)。」
といっています。

私が心配しているのは、「低線量放射線は体に良い」などという説が放射線ホルミシスというような話でもっともらしく伝えられることです。
ツバメには腫瘍や発達異常が多く発生しているのです。放射線ホルミシスで、ノネズミが放射線に耐性も持ったにしても、人間がツバメのように悪い影響を受けるのか?、耐性を持つにいたるのか?は不明です。

したがって福島原発問題で放射線ホルミシスを話題にするのは適切ではありません。

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