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zoom RSS 宇宙論的地平線について(3)

<<   作成日時 : 2018/04/03 00:01   >>

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いままで「粒子的地平線」と「ハッブル地平線」について考えてきましたが、いま問題にしているのは宇宙誕生から初期の頃なので、そのときはダスト優勢 w = 0 、放射優勢 w = 1/3 から、次の条件となります。

前記事の結果を再掲すると、

 

 

から、

 

であり、ほぼ同じと捉えられ、これを区別せず 宇宙論的地平線 と呼ぶことにします。
ここから宇宙年齢 程度となります。これは時刻 までに観測しうる宇宙の領域、すなわち観測可能な宇宙の大体の大きさを与えることになります。

[宇宙論T第1版 P66 より引用]---------------------------------------------
 上の議論からわかるように、一般に減速膨張する宇宙( ; )では宇宙のスケール因子の増え方は宇宙の地平線半径の広がり方に比べてゆっくりしている。これはある時刻 で距離 だけ離れた2人の共動観測者を考えたとき、たとえ始めに であっても であるから となり、時間が経てばいずれはそれぞれが互いの地平線の内部に入ってくることを意味する。逆にいえば、現在宇宙の地平線内にある任意の2点についてそれらの過去を遡れば、いつかかならず互いが宇宙の地平線の外に出る時期が存在する。
----------------------------------------------------------------------

画像


ここは「地平線問題」に関連するところですね。
どうもピンとこない説明です。
今現在から遡ると観測可能な時点は までなんです。しかし、減速膨張する宇宙ではそれ以前にも宇宙は存在していて、その宇宙内に空間的な場所が設定でき、因果関係を持たない領域があります。この因果関係を持たない領域が時間発展で、観測可能になってくるのですが、因果関係を持たない領域同士がなぜ差がないのか?というのが「地平線問題」ということになるようですね。

宇宙の大規模構造というのがあり、「宇宙初期のゆらぎ」が成因とされていますが、初期宇宙に因果関係を持たない領域があるとすると、こういう宇宙の大規模構造も発生しないように思えます。

そういうことなので「地平線問題」をもう少し攻めてみたいと思います。

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