T_NAKAの阿房ブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS kikumaco 先生の「統計学の講義ノート」は更新されていました。

<<   作成日時 : 2013/08/18 00:01   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

kikumaco 先生の「統計学の講義ノート」の紹介という記事を書いていたのですが、2013 年 8 月 5 日の15:30分頃のkikumaco 先生のツィートで更新されているのを知りました。

前Ver.では項目として「8 仮説検定」というのがありますが、「実のところ、いまだに仮説検定の”こころ”がよくわからないのだが、とりあえず通り一遍の話を書いておく。仮説検定という以上、まずは検定したい”仮説”があるわけだ。」とあるばかりなので、実質的には「区間推定」までということでしたが、この「8 仮説検定」の項目が大幅に変更というか追加されています。

URLは以前と同じで、http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/kougi/statistics/stat_note.pdf です。
もし、前のままだったら、もう一度 DL してみて下さい。

さて、「仮説検定」というとこれによって数学的に正しい判定だと思っている人が多いんじゃないかと思いますが、いろいろと問題があります。まずこれには有意水準というのを決めないといけないのです。これが伝統的に 5% と 1% で簡単な数表にはこの場合しか掲載されていません。なので、素人はあまり疑問を持たずに、このレベルを超えたか超えないかで仮説が有意であるか否か?を判断していました。良く考えると、この有意水準の値はあまり科学的根拠は無いですよね。さらに、この「統計学の講義ノート」にもあるように「第一種の誤り」と「第二種の誤り」というものが付きまとうのです。そういうことを知っておかないと騙されることになるでしょう。
最近の放射能の話題でも有意差が有るとか無いとか議論があります。kikumaco 先生のツィートでもおっしゃってますが「グレーなところに線を引くには勇気が要ること」で「統計学的に正しい」というのもよくよく吟味してみないといけないようです。

最近はパソコンで統計処理ができ、検定に使う 標準正規分布、t分布、χ2分布、F分布 などの数値が簡単に計算できるので、 5% や 1% の有意水準などで判断する方式は流行らず、たまたまこういうデータ状態になる確率 p 値を表示するという形に変わっています。

この「統計学の講義ノート」の最後の部分を引用させていただきます。

[引用]==============================
 検定とは本来確率的にしか決まらないできごとに、白か黒かの線を引く作業である。それ自体、ほんらいはできないことをやっているとも言えるし、あるいは意思決定とはそのようなものだということもできる。その操作には必ずしも科学だけでは決められない何かが含まれていることは認識すべきである。最近は、白か黒かを判定せずに p 値のみを表示する流儀も多く見られる。しかし、それはそれで、各自が各自の基準で「p 値がこれこれだから帰無仮説は棄却されたと考えよう」などと判断しているのだろう。 
==================================

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
kikumaco 先生の「統計学の講義ノート」は更新されていました。 T_NAKAの阿房ブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる