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help RSS 『向日葵の咲かない夏』を読んでみた。。

<<   作成日時 : 2010/06/06 00:01   >>

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ブックオフで \105 だったので、ポイントで買いました。話題作でも安くならないと読まないというスタンスなので、すっかりタイミングを外した感想になり、役に立たない情報です。なるべくネタバレにならないようにしますが、上手く表現できるか??

確かこの本はアマサイさんが取り上げてましたね。
http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2009/04/post-0f78.html
やはりネタバレにならないように注意されています。

wikiにあるような内容は書いても良いでしょう。ちょっと引用です。
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一学期の終業式の日、欠席したS君にプリントを届けるためにS君の家を訪れたミチオ。声をかけても応答がなく、中に入ってみると、きい、きいとおかしな音がした。S君はいた、自分を見下ろして。呼んでも返事がなく、よく見ると、S君の首はロープに繋がっており、足は地に着いていなかった。S君は首を吊って死んでいたのだ。
急いで学校に戻り、担任の岩村先生に伝え、ミチオは一旦家に帰される。その後、岩村先生と2人の刑事が家に来るが、ミチオにもたらされたのは、“Sの死体なんてなかった”という知らせだった。「嘘じゃない、確かにS君の死体を見た」と懸命に主張し、結局行方不明事件として捜査されることとなった。
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この後の展開で、ある証言から事件は別の方向に進展することになります。
まあ、これ以上書くとこの物語を形作る世界観に触れないといけなくなり、これが他のミステリーとは大分異なるテイストなので、この辺でやめておきましょう。

さて、あっと言う間に読んでしまったので、魅力のある作品であることは確かでしょう。
ただエンターティメントとして読むには、どうも内容に救いが無いような気がします。

小学生が出てくる犯罪小説というのは、心から楽しむことが出来ないですし、個人的には「夏休みを陰惨にしないで欲しい」という心情があるからです。

幼いころの夏休みの思い出は、強い日差し、大人の女の人の日傘、水遊び、おしろい花、松葉ボタン、アリの行列、蝉時雨、…、なんか幸せだったんですよ。現実の困難は親が背負ってくれてますから当たり前で、そういう親の保護を受けられない子供達が多く存在することも知っています。
しかし、楽しみ(エンターティメント)のためには嘘でも子供が絡んで欲しくありませんでした。。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
まったく同感です。私は「夏休み」には、人生でもっとも幸福であった、いや違うな。幸不幸を考えることも”必要ない”、あるがままの生の歓喜があった気がします。「夏休み」という言葉に凝縮された少年期の思い出は辛く長い人生を乗り切るための一生分の栄養分の気さえします。それを持てなかった子供がいるとしたら、それこそ大変に不幸なことですね。狂言回しが子供で、しかも救いのない話は好きませんね。
明男
2010/06/06 06:32
ランニングに半ズボン野球帽という格好で原っぱを駆け回っていたころが、人生で一番良かったときかも知れません。
あの頃の入道雲が懐かしい。。
T_NAKA
2010/06/06 10:23
私もそう思います。あと児童虐待とか家庭内暴力とか。しかし、この手の誰もが持っている美しい思い出を土台にして、殺戮・ホラー小説を書く人が多く、人気もありますね。所謂、人の心の一番やわいところを掴む、ていうもの。

目を背けたいが見てしまう。絵空事の世界観より日常にある別宇宙を提示したものに人気があるのが現代、21世紀なのかなあ。
アマサイ
2010/06/10 02:13
若い作家では乙一の『暗いところで待ち合わせ』という(サスペンス映画「暗くなるまで待って」のパロディーか?)のを読んだことがありますが、これは結末がハートウォーミングで良かったです。でも、どこか佐藤友哉「水没ピアノ」と似た自閉の雰囲気が漂います。思えば、この『向日葵の咲かない夏』も同じテイストなんですね。21世紀的とはそういうことかも知れません。。
T_NAKA
2010/06/10 12:07

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